2018年3月14日水曜日

氣 A feeling or energy surrounding a person, called aura.This is Qi.





おくりもの(okurimono)、くうき(kuuki)、キ(qi)

氣はすべての活動力の源泉です。

不可思議なものと、とらえられがちではありますね。
そうではありますが、そうでもなくあります。
それが「氣」です。

「氣」の元は、「气(キ)」。おおもとという意味です。
穀物である「米」は、このエネルギーがぎゅっと詰まっていることと、
おおもとを養うのに不可欠であるということから、
この文字になりました。
また、「氣」は「餼」とも書き「おくりもの」と読みます。

この書は、もうかなり前に書いたものです。
書にも「若さ」が滲み出るものです。
このころの僕は、今よりも勢いや未熟さがあったのですが、
「表現!」ということに一途だったよな。
と、この書を観じます。

作家としての僕の気持ちをぶっちゃけると、
あまり敷居の高い作品にしたくない。
という姿勢です。
食べるのも困るし、暮らしを考えると、
困ったなぁ。と落ち込んでしまうことも多々あります。
でも、偉くなりたいとは思わないのです。
たくさんの人のそばに、置かれたい。
ずいぶんと、個展もパフォーマンスも、
講演も経験させていただきましたが、
作家としては、やはり、誰かのそばにありたい。

そんな思いから、
先日、この書でいろいろ作ってみましたので、
嫌でなければ、どうぞこちら、
お立ち寄りくださいませ。

妙見堂