氣はすべての活動力の源泉です。
不可思議なものと、とらえられがちではありますね。
そうではありますが、そうでもなくあります。
それが「氣」です。
「氣」の元は、「气(キ)」。おおもとという意味です。
穀物である「米」は、このエネルギーがぎゅっと詰まっていることと、
おおもとを養うのに不可欠であるということから、
この文字になりました。
また、「氣」は「餼」とも書き「おくりもの」と読みます。
この書は、もうかなり前に書いたものです。
書にも「若さ」が滲み出るものです。
このころの僕は、今よりも勢いや未熟さがあったのですが、
「表現!」ということに一途だったよな。
と、この書を観じます。
作家としての僕の気持ちをぶっちゃけると、
あまり敷居の高い作品にしたくない。
という姿勢です。
食べるのも困るし、暮らしを考えると、
困ったなぁ。と落ち込んでしまうことも多々あります。
でも、偉くなりたいとは思わないのです。
たくさんの人のそばに、置かれたい。
ずいぶんと、個展もパフォーマンスも、
講演も経験させていただきましたが、
作家としては、やはり、誰かのそばにありたい。
そんな思いから、
先日、この書でいろいろ作ってみましたので、
嫌でなければ、どうぞこちら、
お立ち寄りくださいませ。
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